人口減少社会に突入した我が国において、女性の役割は益々重要になってきています。サッチャー元英国首相は、女性の実行力を「言いたいことは男に頼み、やりたいことは女に頼め」と表現しました。
その女性にとって出産・子育ては命がけの仕事です。社会全体で支えていかなくてはなりません。特に、妊婦さんを大切にする社会にするために政治が果たす役割は大きいと思います。
多くの妊婦さんから「サービスエリアのパーキングになかなか止められない」という声を受けました。私は国土交通大臣として、高齢者・障がい者等が利用する駐車場に、あらためてマタニティマークを掲示することで、妊婦さんがこれまで以上に安心してご利用いただけるよう、道路会社を通じて推進をしました。
また、鉄道を利用する妊婦さんたちから「マタニティマークをつけていても優先席をゆずってもらえない」という声を受けて、鉄道事業者にマタニティマーク普及を、イベントを開くなどして促しております。
子供にとって母親は「最初の教師」であるとともに「励まし続ける」存在であるといわれます。妊婦さんが安心して母親になれるよう、その環境作りにつとめてまいります。
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