メッセージ全国知事

広島県教育委員会 教育長篠田 智志

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 新たな命の誕生を迎えられる皆様に心からお祝い申し上げます。
 また、愛情を注ぎ心を尽くして子育て・育児をされているご家族の皆様に深く敬意を表します。子供は家族の宝であり、社会の宝です。
 子供たちにとっても、家庭は心安らぐ場であり、かけがいのないものです。
 こうした家庭での教育は、基本的な生活習慣や生活能力、豊かな情操など、社会で生きていく力の基礎を育むものであり、全ての教育の出発点です。
 特に、乳幼児期は、遊びの中で様々な体験をすることで成長し、好奇心や自立心、他者への思いやり、人と関わる力などを学んでいきます。
 このため、広島県教育委員会では、乳幼児期の教育・保育の基本的な考え方として「遊びは学び」を発信し、幼児教育・保育の充実に取り組んでいます。
 子供たちは、遊びや生活の中で、何かを見つけ、体を動かし、楽しく考えること、色々な人と関わること、ときには困難なことが起きても乗り越えることで、自然と学び成長していきます。また、こうした遊びを通して学ぶ姿を家族や周りの大人が関心をもって見守ることが、子供たちの安心感につながり、好奇心や意欲を育むことにつながっていきます。
 引き続き、こうした考え方や、子供との関わり方で大切にしたい視点などを保護者の皆様にお伝えし、一人でも多くの皆様が安心して子育てすることができるよう、家庭教育の支援に努めてまいります。
 これからの未来を担う子供たちが、家庭・地域・社会の中で多くの方々に見守られ、心身ともに健やかに育つことを心からお祈り申し上げます。

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