メッセージ

消防庁長官原 邦彰

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「子どもたちの明るい未来と、お母さんたちの幸せな笑顔のために」


 日本の未来を担う子供たちのために、誰もが安心して子どもを産み、子育てができる環境を整備することは社会全体の大切な役割です。
 このような中、マタニティマークは妊産婦さんの安全性と快適さを確保するために大切な役割を担っており、出産を迎えるお母さんたちにとって心強い味方であるとともに、子育て支援の象徴になっていると考えています。マタニティマークが今後ますます普及することで、救急や救助などの現場においても、その場に居合わせた方や、駆けつけた消防職員が一目で妊婦さんを認識することができ、適切な救急・救助活動を行う一助になると考えています。
 現在、消防庁では救急安心センター事業(♯7119)の全国展開を推進しています。この事業は、急な病気やけがをしたときなど、救急車を呼んだほうがいいのか、今すぐ病院へ行ったほうがいいのか迷った際の電話相談窓口として、医師や看護師からアドバイスを受けることができるものです。令和6年4月現在、全国27地域で実施されており、対象地域を順次拡大しておりますので、子育て中の妊婦さんやご家族が不安になった時に、気軽にご相談いただきたいと思います。
 これからも、消防庁は、皆さんが安心して暮らせる安全な地域づくりの実現に向けて取り組んでまいります。

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