メッセージ

日本医師会 会長松本 吉郎

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日本は「赤ちゃんがもっとも安全に生まれる国」です。その一方で、わが国の少子化は止まりません。
また、新型コロナウイルス感染症の流行は、結婚や妊娠、そして、子どもを取り巻く環境に少なからず影響を及ぼしていると考えられます。
日本医師会が提唱し、2018年12月に成立した「成育基本法」は、社会全体で妊娠期から成人期までの切れ目のない支援体制を保障し、未来を担う子どもたちが安心して健やかに成長できる環境づくりをより一層進めるものです。
妊娠・出産・子育てを家庭のみに任せるのではなく、関係機関や人が連携し支援することで不安や孤立を感じることなく、子育てに誇りと喜びを感じることのできる社会を実現する取り組みが求められています。
日本の未来を担う子どもは「国の宝」です。日本医師会は、妊産婦、子育て世帯、子どもの誰一人取り残すことなく、次世代を担う子どもたちの未来を見据え、実効性のある施策の実現に向け、今後も積極的に政策提言を行ってまいります。

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