メッセージ

株式会社資生堂 相談役池田 守男

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いつの時代にあっても、子供たちの笑顔や笑い声は、社会の希望そのものです。

しかし、今日、利益至上主義や自己中心主義が蔓延り、社会全体にゆがみやひずみが生じています。その影響を最も受けるのは子供たちです。

こうした、今日の状況を変える突破口となるのが、ワーク・ライフ・バランスの推進だと私は考えています。
ワーク・ライフ・バランスの実践は、「生きるとは」「働くとは」「家族とは」「地域社会とは」といった人間にとって根源的なものを問い直す契機にもなります。そのことによって、私たち一人ひとりが家族や地域との絆をこれまで以上に深めていけば、社会の姿も変わってくるのではないでしょうか。

かつて江戸末期から明治にかけて日本を訪れた外国人の方々が「子供の楽園」と称賛した社会を今一度築きたい。 それが私たちの使命だと考えています。

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