これから新しい命をさずかりお母さんになられる皆様、心からお祝い申し上げます。
少子高齢化が急速に進んでいる日本社会において、これからの日本の未来を支える子どもたちは、未来への希望であり、社会全体で、出産・子育てを支えていかなければなりません。
今、ひまわりの会の皆様が、取り組まれているマタニティマークの自動車用ステッカーの普及は、妊婦さんや子どもたちへ思いやりを持って交通安全の配慮を呼びかける極めて重要な取り組みと考えています。
国土交通省では、高速道路のパーキングエリアの駐車場に、マタニティマークを掲示することで、妊婦さんが安心してご利用できるよう、道路会社を通じて推進しています。
また、赤ちゃんの命を守り、安全なチャイルドシートを選択する際の参考としていただくため、製品の安全性評価(チャイルドシートアセスメント)を(独)自動車事故対策機構(NASVA)とともに行い、その結果を公表しています。
さらに、鉄道事業者が共同して行っている「マタニティマーク周知ポスター」の駅等への掲示を後援し、鉄道事業者と連携してマタニティマークの普及促進や鉄道マナーの向上など、妊婦さんたちに優しい環境づくりに取り組んでいます。
このほかにも、ベビーカーマークの普及、エレベーター・優先席等の適正な利用の推進、妊娠さんやこども連れの方に優しい施設や外出しやすい環境の整備など、バリアフリーへの取り組みを推進しています。
このような取り組みにより、お互いに思いやりの気持ちで妊婦さんや子どもたちが安心・安全に暮らせる社会を築くため、一層努力してまいります。
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