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日本小児科医会会長神川 晃

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「ひまわり」という言葉から、さんさんと輝く太陽のもと麦わら帽子をかぶった子どもと保護者が、笑顔でひまわり畑の中を歩いていく情景が思い浮かびます。
子どもたちが健やかに成育できるように、社会が子どもと保護者に必要な支援を太陽の光のように届けることがとても重要です。すべての子どもがその子どもにとって必要な支援を受け、子ども自身が自分は大切にされていると感じ、生まれてきてよかったと安心感を持ち、成功体験を積み、将来の希望を携え自分の道を進んでいくことを希望しています。
小児科医は、子どもと保護者の伴走者になりたいと思っています。成育基本法が施行され、これからはさらに小児科医が子育て支援に積極的にかかわることが求められています。「こんなことを相談してもいいのかな」などと思わず、近くの小児科医を訪ねてください。小児科医は生まれてくる子どもの成長の過程で生じる心配事を、ご家族と一緒に考えていきます。

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